今日からできる食事療法でのがん治療~抗がん剤のような副作用はナシ!~

治療中に注意すべき口腔粘膜円!病を治すためのオーラルケア 治療中に注意すべき口腔粘膜円!病を治すためのオーラルケア

毎日の生活で食べたい!がんを撃退するおいしい食事療法

料理している男性

通院でがん治療をしている人ですと、自宅での生活も気をつけなければなりません。ここでは、食後のオーラル(口腔内)ケアの方法や、食事療法に最適なレシピの紹介をしています。

がん治療中は口腔内のケアも肝心

がんの治療中、特に気をつけなければならないのがオーラルケアです。
治療中は口腔内トラブルが現れやすいので、毎日入念に口腔内へのケアをする必要があります。

口腔内のケアが必要な理由とは?

【Q】なぜ、がん治療中は口腔内のケアに気をつけなければいけないのでしょうか。

【A】口腔内にはたくさんの菌が存在しますが、がん治療の際にこれらの菌が治療に大きな影響を与えることがあります。
きちんとオーラルケアを行なうことで、菌による影響を抑え高いがん治療効果を得ることができるでしょう。

抗がん剤での治療中は口腔内炎症が起こりやすい

抗がん剤はがん腫瘍だけでなく、分裂や増殖の早い健康な細胞にも影響を与えます。口腔内の細胞は増殖が早いので、抗がん剤治療を行なうと口の中の細胞にダメージを与え、たびたび口腔内トラブルが発生するようになるのです。
最も症状が多いのが口腔粘膜炎であり、抗がん剤治療を受けている患者の10人中4人がこの症状に見舞われています。一般的な口内炎よりも症状が重く、粘膜がただれることで口腔内での出血や強い痛みなどの症状が現れます。
この口腔粘膜炎が厄介なのは、傷口から口腔内の菌が体内へと入り込んでしまうことです。
抗がん剤治療を受けている間は免疫力が低下するため、傷口から菌が入り込み発熱や肺炎などの症状が現れる可能性があります。
このようなリスクを避けるため、口腔粘膜炎ができた場合は、投与する抗がん剤の量やスケジュールを変更することとなります。それが影響してがんの進行が早まってしまうこともあるため、口腔内炎症は大きな問題となります。

虫歯ができやすい

抗がん剤は唾液腺の細胞にも大きな影響を与えます。
唾液腺への影響によって唾液の分泌量が減少し、口腔内が乾くようになります。
口腔内が乾燥すると、粘膜が傷つきやすくなることで口腔内炎症が起こりやすくなるほか、唾液が少なくなることで虫歯にかかるリスクも高くなってしまうのです。
唾液には虫歯菌の繁殖を抑制する作用があるため、唾液の分泌量が減ると虫歯菌の増殖が促進されてしまいます。
虫歯になると食事のたびに激痛が走るようになるため、毎日摂取する食事量が減ってしまいます。さらに痛みによるストレスと、食事の量が減ることでの栄養不足が合わさり、虫歯によって免疫力が大きく低下してしまうことも考えられます。
虫歯の存在によりがんの進行が早まる恐れもあるので、食後の歯ブラシや保湿ジェルによる口腔内へのケアが重要となるのです。

自宅で手軽にできる調理工夫方法

自宅から通院している場合や、病院から退院した場合でも、がんの進行や再発を防ぐため徹底した食事管理が必要となります。
外食やスーパーの弁当を食べることを避け、自分でしっかりと調理をしましょう。

料理が苦手な人でも始められる調理法

小鍋と大きなフライパンを使う

一人分の食事を作る場合、慣れていない人は鍋を使った煮物や汁物に苦戦するでしょう。
鍋は分量を計ることが難しく、ついつい作りすぎてしまう場合や、逆に汁気が少なくなり味が濃くなりすぎる場合があるのです。
一人分の汁物や煮物を作るコツは、小さめの鍋を用いること。
汁物は直径10センチから12センチの底が深めの鍋、煮物を作るなら15センチ程度の浅い鍋を使いましょう。
フライパンを使った炒め物を作るなら、逆に大きめのものを用意しましょう。
食材にまんべんなく火を通せるので、生焼けや焦げを防止することができます。
調理時間も短くなるので、毎日の調理も負担なく行なえるようになるでしょう。

パックで時短調理

自炊するとなると、おかずの調理と炊飯の両方が必要になるため、時間と手間が掛かります。
そこで、炊飯器を使ったパック調理法が役に立ちます。
ポリ袋に食材と調味料を入れ、炊飯器でご飯と一緒に炊き上げることで一度におかずの加熱まで行なえるのです。
また、鍋を使わずに調理ができるので、光熱費の節約もできるというメリットもあります。
このパック調理法に合う料理として、スープや雑炊、肉じゃが、カレー、煮魚などが挙げられます。

冷凍保存をしてあらゆる料理に使う

男性

食事でバランスよく栄養を摂るには、日本の昔ながらの食事スタイルである一汁三菜を基本とする必要があります。
ご飯に汁物、おかずとして主菜と副菜二品の合計三菜が理想的です。
しかし、副菜を作るとなると、その分調理の負担が大きくなるのが問題となるでしょう。
そこでオススメできるのが、まとめて調理をした後で小分けに冷凍保存する方法です。
あらかじめ副菜となる料理を調理すれば、少しずつ毎日作る手間が省けるほか、食費や光熱費も節約できます。
小さいパックに入れて冷凍すれば、生の食材のままよりも長期間保管ができます。
さらに副菜が欲しい時に小出しに使えるので、一汁三菜の献立もラクに行なえるようになるでしょう。

簡単に誰でも美味しく作れるがん予防レシピ~生き生きとした暮らしが待っている~

栄養バランスの優れた食事を摂ることで、食生活が豊かになるだけでなく、がんを始めさまざまな疾患の予防も行なえるようになるでしょう。以下には、がん予防に効果的なにんにく、キャベツ、にんじんを使ったメニューを紹介しています。

がん患者に人気のレシピ集

夏野菜とにんにく入りのラタトゥイユ

ラタトゥイユは冷やしても美味しく、ご飯が重いという人でも負担なく食べられます。また、材料ににんにくも含まれているので、がん予防にも効果的です。

夏野菜とにんにく入りのラタトゥイユ

手軽にさっとできるソース焼きそば

ソース焼きそばは冷めてもおいしく食べられるほか、がんに効果的なキャベツも多く使用できる料理です。吐き気のある時は、肉を脂身の少ない赤身やイカに変えてもいいでしょう。青のりを外すことでも食べやすくなります。

ソース焼きそば

根菜と鶏肉ののっぺい汁

毎日の献立に入れられる根菜と鶏肉ののっぺい汁は、野菜が多く栄養もある汁物となります。がんに対して効果のあるにんじんも入れられるのもポイント。普段の食生活で無理せず取り入れられます。

根菜と鶏肉ののっい汁